こんにちは。吉崎浩一郎です。現在、成長段階のベンチャー企業や中堅中小企業に対して投資や経営支援行っております。日本のプライベート・エクイティに黎明期より従事し、投資のみならず企業経営にも深く関与して参りました。
職歴
1990.4 | 三菱信託銀行(株)(現:三菱UFJ信託銀行(株)) 国際金融業務、法人融資業務を担当 |
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1996.7 | 日本AT&T(株) 国際通信サービスのスタートアップにて、プロダクト・マネジメント、マーケティングを担当 |
1998.4 | シュローダー・ベンチャーズ(株)(後に(株) MKSパートナーズ) ベンチャー投資、バイアウト投資、企業再生投資等を幅広く実践 同社パートナーとして、全投資案件の意思決定及びマネジメントに関与 |
2005.9 | カーライル・グループ アジア(中国・インド・韓国・日本)向け成長投資 チームにて中堅企業・成長企業向け投資・買収を担当 |
2010.1 | (株)グロース・イニシアティブ設立、代表取締役就任 成長性のある日本のベンチャー、中堅中小企業への投資及びアドバイザリー活動を展開 大和クオンタムキャピタル(アジア向け成長投資)にてCIOを兼任 |
2013.11 | (株)海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構) 取締役 最高投資責任者(CIO)として官民ファンドの立ち上げに従事 |
2017.2 | グロースポイント・エクイティLLP設立、代表パートナー就任 中堅中小企業向け投資ファンドを組成 |
学歴
青山学院大学国際政治経済学部卒業 |
法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了(経営学専攻) |
米国ラトガース大学(Economics Major) |
経営関与先(抜粋、五十音順)
株式会社アルフレックスジャパン 社外取締役 |
株式会社イード 社外取締役(東証グロース) |
株式会社クックビズ 社外取締役(東証グロース) |
窪田製薬ホールディングス株式会社 社外取締役(東証グロース) |
株式会社グロース・イニシアティブ 代表取締役 |
グロースポイント・エクイティLLP パートナー |
佐々木食品工業株式会社 顧問 |
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 社外取締役(東証グロース) |
株式会社No.1 社外取締役(東証スタンダード) |
株式会社ニューズ・ツー・ユー ホールディングス 社外取締役 |
株式会社バルコス 顧問(TOKYO PRO Market) |
ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ) 社外取締役 |
わたしが関わる企業やヒト、取り巻く環境、皆が強く前に進み続けられるように。共に悩み、考え抜き、サポートするパートナーとして。
自分が全力でこの“人”のために貢献できるか。それが一番重要なポイント。
社外取締役や顧問として多くの会社に関わらせていただいていますが、わたしが仕事をお受けする時の最も重要なポイント(検討材料)は、“人”です。ビジネスモデルや、経済性などといったことは、実は先にあげたポイントを満たさないと検討のフェーズまで進まない。そういうスタンスです。
投資や経営支援の仕事というのは、上手くいくことだけではなく、いかないことも多々あり、そういった時に何が残る・残せるのか。それは、経営者だったりオーナーといった人たちとの人間関係だったりします。わたし自身、人生の中で色々な転機がありましたが、その時々で「人との縁」という力に助けられてきました。
わたしがベンチャー支援に興味をもった一番初めのきっかけも、大学時代(1980年代半ば)ベンチャー企業でアルバイトをしていた時に、当時のボスが「吉崎、これからはITだ。ベンチャーだ。」と語ってくれました。彼がいなければアメリカに留学し「ベンチャーキャピタル」という仕事と接することもなかったでしょうし、興味を持つこともなかったかもしれません。
五十代半ばになり、これからは自分がだれかを助け、導く存在でありたいと思っています。
企業や経営者のかかりつけの医者のような存在でありたい
たとえば、「風邪だな」と症状が明らかな場合は自分で対処できますが、普段と症状が違うなと感じた時、みなさんは病院へいきますよね。しかし、その時、内科なのか外科なのか誰かに相談したいと思いませんか。
その存在は人間で言うとかかりつけの医者という事になりますが、経営者・オーナーにとってもそういった存在が必要なのではないでしょうか。その人に相談するとあなたはここが悪いのではないでしょうか。でしたら、こういう処方かこの専門医をご紹介をします。となるわけです。
従前は、事業戦略や、M&A、資本政策、投資、広報・法務、人事・採用など個別のテーマがメインで相談を受けていましたが、現在はそれらに加え、ガバナンス強化、オーナー企業の事業承継など、企業、経営者の根幹の課題解決に関わることも多くなっています。より複雑な長期的課題に取り組むにあたって、かかりつけ医として継続的な関与、診断が必要になっています。そして、それには良質で信頼できる“専門医”の存在が不可欠です。
急激な社会の変化に攻めの一手を取るために、自身の経験と知識を活かす。
コロナ禍により、多様で柔軟な働き方を選択できる環境が進み、働き方改革によって推進されていた副業や兼業が多くの就業者にとって身近なものとなりました。これにより、個人の活動を広げることや社会との関わり方などの多様性を社会が受け入れられるようになってきたと感じています。
現在、わたしは会社・個人として様々な会社へ多様な関わり方で携わっており、会社としては株式会社グロース・イニシアティブで投資やコンサルティング、経営支援を行うほか、グロースポイント・エクイティLLPでは投資ファンドを運営しています。個人としては上場企業5社、未上場企業3社(2022年3月時点)で社外取締役を務めるほか、経営顧問やエンジェル投資など、関与先は20数社に及びます。
業種業界関わらず、成長企業では大体同じ様なトラブルや問題が起きます。わたし自身、様々な会社に色々な形で関わっている中で、マネージメントという軸でそういった事象を予測し先回りして対処しています。五十代半ばを迎えた現在、積み重ねた経験によってさらにその予測の質も上がっていると実感しており、それが一番のわたしの強みであると思います。
こうした経験を得ることができる機会というのは、世の中そう多くはありません。その貴重な経験・ポジションをどう次世代に伝え、活かし、育てていける環境を作るかということがこれからの自分の新しい仕事でもあるでしょう。
企業の活動は今後、利益を追求するだけではなくサステナビリティを意識した経営を意識する必要があります。少子高齢化により労働者人口は低下の一途である中、事業の継続や成長を続けていくためには、新たな価値の創造や社会・環境課題の解決が求められていくことでしょう。わたしが関わる企業やヒト、取り巻く環境、皆が強く前に進み続けられるように共に悩み、考え抜き、サポートするパートナーとしてこれからも邁進していきます。